屈曲ペニス

陰茎が曲がって性行為がうまくいかない方ご相談ください

屈曲ペニス・湾曲ペニスは、陰茎が大きく曲がってしまうことです。

屈曲や湾曲したペニスは、挿入が難しく性行為の遂行に支障をきたすことがあり、勃起時に痛みを伴ったり、場合によっては勃起不全の原因になったりすることがあります。こうした問題に対処するために、ラミュー・中央クリニックが提供する治療方法について詳しく解説します。

陰茎が勃起時にまっすぐに伸びず、左右や上下に曲がる状態は、先天性陰茎彎曲症・ペロニー病・陰茎硬化症などの名前で知られ、一般的には屈曲ペニス（湾曲ペニス）と呼ばれています。
人体の構造には完全な上下や左右の対称性がないため、微小な曲がりは一般的ですが、一定の範囲を超える非対称性が生じると、見た目だけでなく性交渉にも問題を引き起こすことがあります。曲がりが強い場合、挿入が難しかったり、挿入後に抜けやすかったり、あるいは挿入時に痛みを伴うなどの困難や不快が生じることがあります。

陰茎の湾曲にはいくつかのパターンがあり、途中から曲がる場合もあれば根本から曲がる場合もあります。一般的に性行為が最も難しいとされるのは上下への湾曲です。

※ ご自身で撮影された、自宅での勃起状態の正面、左側、右側、上から見た写真をお持ちください。

海綿体と白膜

左に曲がったペニスの場合

イラストでは陰茎が左に曲がっています。

左側の白膜が右側の白膜よりも短いため、陰茎がその短い方に引っ張られることが原因です。湾曲部位の反対側の白膜（長い方）を縫い縮めることによって、左右の白膜を同じ長さに調整します。どの部位を切開するかは、患者様から提供いただいた勃起時の画像をもとに、院長が決定いたします。

下向きペニスの場合

上向きのペニスを強調することもできます。

これは、血液の流れにも依存しますが、白膜を縫い縮めることによって、希望する方向に湾曲させることが可能です。

屈曲ペニス術後の注意点

直後の状態	3日間ペニスに包帯がつくため、包帯が抜けない様にご注意下さい。4日目から14日間ご自身で包帯を取り換えていただきます。
抜糸について	2週間後確認いたします。吸収糸の場合は抜糸不要です。
通院について	抜糸までの通院は必要ありませんが、ご不安な方は来院いただいても構いません。
シャワーの有無	患部を湿らせないように、手術後3日目までは上半身のみを拭いてください。4日目からは、患部を湿らせてシャワーを浴びることが可能です。
入浴について	8日目から可能です。
通勤や通学	当日は直帰し安静にお過ごし下さい。翌日からは問題ありません。
車の運転	手術直後でも問題ございません。
飲酒・運動	１週間は控えるようにしてください。
性行為・マスターベーション	8週間は控えてください。
その他注意事項	手術後、バイクや自転車の運転は1週間程度避けてください。